Vanakkam YOGA School by Master Sudhakar in Kyoto , Japan 16th DEC 2017




日本帰国してすぐに奇跡的にもタイミングがあって、
私の唯一ヨガ師匠であるマスターからの学びを頂きに京都へいってきました。
人生の節目節目に何故かメッセンジャーのように
絶妙なタイミングで現れてくださるマスター。
いつも不思議な想いに包まれます。

どの国に移住しようが、常にマスターからの教えを書き留めたボロボロのノートは持ち運び、定期的に読み直しては反省し、ラーマーヤナ物語を徹夜で読み続け涙し、バガバットギータ―は常に枕元に置いておくものの、
「感情」という暴れ馬は毎日のように私のもとへやってきます。

「感情」は自然なものであるとまずは受け入れ、起き上がり人形のように毎日自分自身が自分の真ん中に戻ってくることを「クリーニング」と言うならば、そのお掃除こそが人生の一番大事な、毎日の命のお仕事と思うようになりました。
ただし、そのお掃除はとんでもなく、強靭な精神力と集中力を要するものでした。

自分の底に眠るネガティブな感情をただ見つめ、
それが自分の本質ではないことに気づき、流していくということ。
困難やそれを与える人々は真の敵ではなく、
真の敵は常に自分の中にあるのだということ。
私の剣を使う場所は、私の心の中だけであると。

毎日毎日、それをするように人生はいろんなものを私に運んできました。
宇宙というのは不思議な引力が働いているようで、
そのシステムの波に素直になることが大切なようです。

この度のマスターの座学では、また始まって1分後には雷が走ったようでした。

What is ‘’ Suffer ‘’ ? 
あなたの苦しみとはなんですか?一言で表すならば?


私の頭の中に浮かんだ言葉は「束縛」でした。
束縛と支配で出来上がった愛情という世界から卒業し、次のステージに行きたいと私の魂が叫んでいることに気付いたのはもう15年以上前?
それでも行動にうつすことは至難の業、ようやく10年前くらいから亀のようなスピードで少しずつ、自分の中に光を見始めたものの、
少しでも中途半端な学びしかしていない箇所は、
何度も何度も練習するようにと石が落ちてくるわけです。

マスターはこの度「期待」という言葉を使われました。
まさしく未だ私がうろうろしていた箇所。
理屈ではわかっていても、気づけば「期待」をする自分。
あなたにわかってほしい、これをしてほしい、理解したらそのとおりにしてほしい、様々な期待が渦巻き、「私」という言葉が増えていく。
そのエネルギーは相手を縛っていくもの。

但しバランスが重要。相手の期待の言いなりになればよいということではなく、相手が自分の思うようにならない「自由」を認めてあげるということ。
本当に受け入れた時、相手が自分の思い通りに動かないことを責める気持ちは浮かばない。自分が笑えていないことを人のせいにしない。
よって、ストレスというものは発生しない。
目の前の誰かが笑っていなくても、それはその人の問題。
自分は笑い、愛を与え感謝し続ける集中力と強さを持つこと。引きずられないこと。

真のヨガをする人は常に「与える」ことからスタートする。
しかしそうでない人は人から「取る」ことからスタートする。つまり、自分の不幸を人のせいにするということ。人が自分の思い通りに行動しないと傷つき怒り、自分がストレスを抱えているのはその人のせいだと思うに至る。

そもそも「ストレス」とは何か?

「今」に生きている人には「ストレス」などそもそも存在しない。

「過去」に生きている人には存在するのかもしれない。過去に拘り、わだかまりを持ち続け、依存し続け、ずっと同じループで考えていること自体が「ストレス」。
つまり私たち自身が作っているもの。

また、周りの環境に影響されない強靭な精神力を養うことも重要。
自分の集中力が高ければ、周りにあるネガティブ要素や様々なストレスに振り回されることなく、ポジティブなエネルギーを保つことができる。
そして、その周りのネガティブ要因に対して、ネガティブであることの「自由」があると受け入れること。修正を期待しないこと。

自分の目の前に現れる一人一人の役者たち。皆、私の思うようには動かない。
そこに不満を持つのではなく、深呼吸して自分から与える愛に目を向けてみよう。

まずは自分が変わる、という強さを持つことができますように。
この魂を乗せた体を大事にして、
なるべくいつも呼吸に目を向けることができますように。 

         
全てはバランス。



マスターが最後にくれた言葉が今日も心に響きます。


Learn How to welcome whatever it comes.
Learn How to let it go whatever it goes away.
Learn How to flow with unknown story,
Enjoy the Life.


愛するものを 逃がすまいと
強く握りしめないように。
愛しているなら、上から掴むのではなく、下からそっと支えて
それが自由に羽ばたけるようにすること。

不確かなその先を 楽しむことができますように

真の愛を体験することができますように。


このように改めて感じることができた座学、そして心と体のバランスがとれていない箇所にぐいぐい入ってくるマスターのasanaフローに涙しながら、
た感動の1日を過ごさせていただきました。

心からマスターへ、まどかさんへ、一緒に学ぶみなさんへの感謝と愛を込めて。










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